メディカル・ツーリズム 100万人に迫る勢い

アメリカは医療費がバカ高い(日本の10倍近いものもある)。イギリスやカナダは、手術待ちが1年以上だったりする。そんな理由で、欧米から南米やアジアへのメディカル・ツーリズムは、その勢いが止まらない。
シンガポールには、アラビアの産油国から2008年度だけで20万人が、メディカルツーリズムに訪れた。ちなみにシンガポールの総人口は400万人足らずだから、総人口の5%にも及ぶ人数の患者を受け入れた計算になる。
メディカル・ツーリズムの先駆者的な位置にあるのが、タイである。タイでは、空港に着いた次の日に手術を受けられるように、体制を整えた病院も存在する。
メディカル・ツーリズムは、内科系の診療科目ではあまり一般的ではなく、美容整形や外科手術、歯科治療が主体である。