犯罪防止にモーツァルト

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ニュージーランドのクライストチャーチでのお話し。クライストチャーチと言えば、ニュージーランド観光の際に、ベースともなる南島の中心的都市。人口は38万人余りと、日本で言うと郊外の小さな市くらいなので、大都市と言うにはほど遠い規模なのだが、街中での犯罪には手を焼いていた。なぜかというと、観光のベースである都市だけに、治安の良さに裏付けられた「安全」性がないと、せっかくの観光資源も無駄になってしまうからだ。

そこで、市当局が考え出したのが、モーツァルトを通りで流すというもの。実施主体はセントラルシティビジネス協会という、いわば外郭団体。

たしかにクラシック音楽は、子供の情操や胎教、さらに学習効果のUPにいいなんてことを聞くことがある。モーツァルトは、親しみやすい旋律で、耳触りのいい曲が多いので、このような犯罪防止効果もあるのだろうか?また、モーツァルトだから良かったのかもしれない。長調主体の明るい旋律なので、マイナス思考を鎮めてくれるのか?間違っても、シューベルトの「魔王」なんてのは、タブーでしょう。

しかし、私のモーツァルトのイメージとしては、映画「アマデウス」(モーツァルトを題材とした1980年代中期の映画)が強烈過ぎて、犯罪防止とは、どうもピンとこない。ちょっと破天荒な、天才肌の音楽家で、うんこネタが好きな変人といったところだ。